三浦しをん(みうらしをん)さんの作品です。
あらすじ
箱根駅伝を走りたい――そんな灰二(はいじ)の想いが、天才ランナー走(かける)と出会って動き出す。
「駅伝」って何?
走るってどういうことなんだ?
十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく・・・・・・ 風を感じて、走れ!
「速く」ではなく「強く」――
純度100パーセントの疾走青春小説。
(文庫本裏表紙より)
おすすめポイント
個性豊かなキャラクターたちが魅力のこの小説は、駅伝という題材を通して、チームワークの大切さや、目標に向かって努力することの意義を教えてくれます。
マネージメントの勉強にもなるビジネス書でもある、は言い過ぎではないとさえ思っています。
適材適所、個性をどう活かすのか……。
とにかく爽快で、感動と勇気を十二分に与えてくれる青春小説です。
キャラクターたちの成長を見守るような心情にもなり、心が温かくなる作品です。
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