Yokaが選ぶ青春群像! ラストソング

青春群像

野沢尚(のざわひさし)さんの作品です。

ラストソング (講談社文庫) [ 野沢尚 ]

あらすじ

博多のライブハウスで宿命的に三人は出会った。地元のスター修吉(シュウ)に挑むようにからんでいった一矢(かずや)のギター。ロック嫌いのお嬢さんだった倫子(リコ)はバンドリーダー修吉の彼女になり、夢を追い上京した彼らを支える。

デビューは果たしたものの、ドサ廻りの日々が続く。やがて修吉を追い越すように、一矢ひとりにスポットライトが当たるときが訪れる。

そのとき三人は……!?

持てる才能だけを信じ、一度きりの日々を懸命に疾走する者たち。

(野沢尚オフィシャルサイトより)

おすすめポイント

自分ごとですが学生ころバンドをやってまして、この作品が発表されたころがまさに時期が重なっていて、読み返しては思い出に耽っています。

登場人物たちのまっすぐな生き様、成長していく姿が瑞々しく、やはり青春時代を重ね合わせている自分がいます。

音楽を通して自分自身を表現、そして夢に向かって挑戦する勇気や、仲間との絆の大切さをあらためて教えてくれる作品でもあります。

ラストソング (講談社文庫) [ 野沢尚 ]

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