福井晴敏(ふくいはるとし)さんの作品です。
Op.ローズダスト(上) 【電子書籍】[ 福井晴敏 ]
Op.ローズダスト(中) 【電子書籍】[ 福井晴敏 ]
Op.ローズダスト(下) 【電子書籍】[ 福井晴敏 ]
あらすじ
上>
都心でネット財閥「アクトグループ」を標的とした連続爆弾テロ事件が発生した。公安の並河警部補は、防衛庁から出向した丹原三曹と調査に乗り出すが……。
『亡国のイージス』『終戦のローレライ』など、読者を圧倒し続ける壮大な作品で知られる著者が、現代の東京を舞台に史上最大級のスケールで描く力作長篇。
中>
並河警部補は、捜査を進めるうちに丹原三曹とテロの実行犯、「ローズダスト」のリーダー入江一功との間にある深い因縁を知る。並河とのふれあいに戸惑いながらも、過去の贖罪のために入江との戦いに没入してゆく丹原。
だが日本に変革を促そうとする真の敵は、二人の想像を絶するところで動き出していた。
今、日本が戦場と化す!
下>
かつて防衛庁の非公開組織に所属していた丹原朋希と入江一功。
二人の胸には常に、救えなかった一人の少女の言葉があった。同じ希望を共有しながら、宿命に分かた
れた二人。戦場と化した東京・臨海副都心を舞台に、この国の未来を問う壮絶な祭儀が幕を開けた。
前代未聞の思索スペクタクル、驚愕の完結篇。
(文庫本裏表紙より)
おすすめポイント
惰性で日々を生きている中年の男と、かたや特殊部隊の青年。物語は立場や思考の極端に違った二人を中心に進められます。
戦闘の描写は巧だと感じずにはいられません。
もとより、知識も豊富で緻密に描くことに長けているからでしょう。
福井晴敏さんの作品はとにかく読み応えがあり、ぐいぐいと引き込まれる文体が特徴です。
少し言い換えると、付いていくのが大変、ではあるでしょうか。
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