Yokaが選ぶサスペンス・ホラー小説! らせん

サスペンス・ホラー

あらすじ

幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山竜司の解剖を担当した。

冠動脈から正体不明の肉腫が発見され、遺体からはみ出た新聞紙に書かれた数字は、ある言葉を暗示していた。

……「リング」とは?

死因を追う安藤が、ついに到達する真理。

それは人類進化の扉か、破滅への階段なのか。

史上かつてないストーリーと圧倒的リアリティで、今世紀最高のカルトホラーとしてセンセーションを巻き起こしたベストセラー。

(文庫本裏表紙より)

おすすめポイント

ずばり、生物学的な観点とオカルト要素が絶妙に組み合わさって、まあ、不気味な世界へと引き込まれました。

小説「リング」から続く、リングの解明……。

単なるホラー小説にとどまらない科学の進歩がもたらす危険性、人間の欲望の恐ろしさといった心の闇や社会の矛盾を深く描いた作品だと言えるのではないでしょうか。

そして何より、『リング』との作繋がりを探るのも、一層の魅力を掻き立てる理由となっていますね。

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