読書好きの方にとって、眼精疲労は悩みの種であることは言うまでもないですよね。
長時間本を読んでいると目が疲れます。肩もこってきて、そうなると読書を楽しめない……。
目が疲れやすい方はこれまでにも、様々な疲労予防を試していることと思います。
かくいう私もそうなのですが、この記事では自分の経験も踏まえて、読書好きの方でも実践しやすい眼精疲労を予防するための方法をいくつか紹介したいと思います。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
快適な読書環境作り
読書に集中していると、ついつい時間を忘れてしまうものですよね。
長時間同じ姿勢で本を読んでいると目が疲れてしまい、集中力だって当然、途切れてしまいます。
やはり、眼精疲労を防ぐためには、読書環境を整えることが大切だと強く感じています。
私が普段心がけているのは、まず照明です。
部屋の照明は暗すぎたり、逆に明るすぎたりすると、目に負担がかかります。
と言ってはみますが、
電車の移動時間などに読むことも多いですからなんとも……
読書灯がおすすめです。光の色温度が低い暖色系のものが、目に優しくリラックス効果も期待できると聞きました。実際に暖色系のものを使用しているのですが、目が疲れ難いと感じています。
また、光が直接目に当たらないように、読書灯の位置を調整することも重要です。
次に読書するときの姿勢でしょうか。猫背になったり、顎を上げたりした姿勢は、首や肩の筋肉を緊張させ、眼精疲労の原因になります。
背もたれにしっかりと体を預け、肩の力を抜いて、自然な姿勢を保つように心がけて……いるのですが、私は強く意識していないとすぐに崩れます。
本を置く高さを、目が疲れにくい位置に調整もして、姿勢を保つようにしています。
特に冬の時期ですが、部屋が乾燥していると目が乾きやすくなり、疲れを感じやすくなります。ここはやはり加湿器を使用して適度な湿度に保っています。
(まあ、風邪の予防でもありますが)
また、室温が暑すぎたり寒すぎたりすると、集中力が途切れてしまいます。
快適な温度に保つようにしていますが、結構温度調整が難しいです。丁度いいところに室温が留まってくれないというのか……。
そして何より、休憩が大切だと思っています。
集中して読書をしていると、ついつい休憩を忘れてしまいがちですが、時折、本から目を離して遠くを見るようにしています。
読書を快適に楽しむためにも環境を整えることは、単に目の疲れを予防するだけでなく、読書の質を向上させることにも繋がりますよね。
- 照明:暖色系の読書灯を使用し、光が直接目に当たらないようにする
- 姿勢:背もたれにしっかりと体を預け、肩の力を抜く
- 環境:適度な湿度と温度を保つ
読書の習慣を見直して、眼精疲労を予防!
読書環境を整えるだけでなく、読書の習慣を見直すことも、眼精疲労予防にとても大切なことだと思います。
例えば、寝る前にベッドでスマホの光を浴びながら〝電子書籍〟を読んでいると、目が冴えてきて寝付けなくなります。
寝る前の〝電子書籍〟は避け、昼間であればなるべく自然光の下、夜であれば前述した暖色系の読書灯の下で紙の本を読むようにすると目が疲れにくくなり、睡眠の質も向上しました。
また、集中力が途切れたと感じたら、無理に読み進めないようにもしています。
たしかに、先が気になってキリがいいところまで、
といつまでも読み続けてしまうほど引き込まれるストーリー展開はありますが……
ただ、気づいたことがあります。途中で休憩を挟むようにすると、物語が頭に入りやすくなったことです。
さらに、同じ姿勢で長時間読書を続けることはせず、こまめに休憩を挟むようにしています。
個人差はあるでしょうが1時間読んだら5分間目を休ませる、とか。
部屋を歩き回るなど、簡単な体操をするのもおすすめです。
心の栄養、と言うのでしょうか、読書は素晴らしい習慣です。
とは言っても、何をするにしてもそうでしょうがやりすぎは禁物です。読書の時間だけでなく、目を休ませたり、体を動かしたりする時間も大切ですよね。
- いつどこでどんな本を読むか
- 一回にどれくらいの時間読むか
- どんな体勢で読むか
- 読書中に何をしながら読むか
ちょっとした工夫で、もっと快適に読書できるようになるかもしれません。読書の習慣を見直して、心の栄養を蓄えましょう。
体環境にも目を向けよう!(目のケア、栄養バランス、ストレス)
読書を楽しむためには、体のケアも重要です。とくに、目です。
私は、眼精疲労を感じて肩のこりがいつもよりひどいと思ったときは、アイマッサージャーを使用するようにしています。15数分ほどですが、目の疲れがかなり軽減されるのを実感しています。
また、読書中は瞬きを大きく繰り返して、遠くの景色を見たりすることも効果的です。
栄養の観点からは、目に良い栄養素としてはビタミンAが知られていて、食物ではブルーベリーがすすめられているのはご存知の方も多いのではないでしょうか。
ビタミンAが豊富な緑黄色野菜を積極的に摂るようにはしていますが、
まあ、なかなか……
読書ということだけの話ではないですが、バランスの取れた食事を心がけることも大切です。特に、タンパク質やミネラルは、目の健康維持に欠かせないと聞きます。
そして、ストレス。
ストレスは、体の様々なところに悪影響を及ぼしますが、目にも大きな負担をかけると言われています。読書中にストレスを感じ始めたら、とにかく中断です。
楽しいはずの読書でストレスとは、であるのですが……。
軽いストレッチもいいでしょうし、リラックス効果のあるアロマオイルを焚いたり、穏やかな音楽を聴いたりすることもおすすめです。
- アイマッサージャーなど使っての目のケア。瞬き、遠くを見る、など。
- ブルーベリー、ビタミンA、バランスの取れた食事
- 深呼吸、ストレッチ、アロマオイル、音楽
読書をもっともっと快適に楽しみたいものですね。
まとめ
新型コロナウイルス禍でインターネット通販の利用が広がっていることでもわかるように、供給側も拡読書は素晴らしい娯楽ですが、長時間続けると眼精疲労を引き起こす可能性があります。
読書を楽しむためには、眼精疲労の予防が大事になってきます。
自身の合った方法を見つけること大切です。
照明など環境を整えるだけでなく、体にも目を向けて定期的な休憩や適切な姿勢の保持です。
そして目のケア、栄養バランス、そしてストレス管理、ですね。
どうか快適な読書ライフを送ってください。
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